【スーパーマリオランド3 ワリオランド】
メーカー:任天堂
発売日:1994年1月21日
ジャンル:横スクロールアクション
※レトロフリークでプレイしています。
今回はゲームボーイで発売された「スーパーマリオランド3 ワリオランド」を紹介。
マリオランドシリーズ3作目であり、ワリオランドシリーズ1作目であります…少しややこしい…。
ワリオが初めて主役として活躍するゲームで、マリオシリーズとはまた違ったパワーを活かしたアクションが特徴となるワリオシリーズ。
私はこのゲームを遊んだ時、既に続編である「2」と「3」をクリアしていたので、あぁ本作はこんな感じなんだなぁ~…って感じでなんとなく遊んだ記憶しかありませんねぇ。
本作と続編の2以降はシステムやゲーム性なども大きく変更しているので今思うと中々勿体ない…。
今となっては結構な数登場しているワリオシリーズですが、本作は本家であるマリオランドシリーズの仕様を多く取り込んだ唯一と言ってもいいタイトルなのである意味貴重かも。
続編は敵やトラップなどに注意しつつステージクリア…というよりは探索をメインに置いた感じですからね。
さて始めるぞ!
タイトル画面後にはファイルセレクト画面へ。
見ての通りセーブデータは3つまで作成可能で、クリアしたステージ数も表示されております。
注目なのは、ワリオがこの部屋にタックルしながら入ってくるのですが、奥の爆弾が描かれた土管にぶつかりいつもの帽子が脱げてしまうんです。
その後、左上に掛けてある探検帽をかぶりいざ冒険へ!っという流れ。
探検帽を常にかぶって冒険とは、本作が最初で最後じゃないですかね?
前作「6つの金貨」と同様、マップからステージを選択していく感じ。
とはいえ、前作とは違い好きなステージから挑戦する訳ではなく順番にステージをクリアしていく形式となっています。
マップ式の意味があまり無いようにも思えますが、一度クリアしたステージに戻って再挑戦出来るし、一部ステージではゴールが2つ存在しており、隠しゴールでクリアすれば隠しステージに挑戦することも可能です。
さてアクションステージ画面。
やはりマリオと比べるとキャラクターがデカいので迫力あるなぁ。
操作方法はAボタンでジャンプ、Bボタンでタックルなどの攻撃が出せます。
十字キー下でしゃがみますが、しゃがみながら左右に移動することも出来るので1ブロック程度の隙間を楽に移動することも可能。
マリオよりパワー系なのに案外器用なことが出来るのね…。
ACTIVE ACTIVE:アクティブ 未加工OWタイプスイッチ8,580円
マリオといえばキノコでパワーアップ!
でしたが、ワリオはニンニクをとればパワーアップしてブルワリオになります。
ニンニクはファイアフラワーと同じくその場でずっと佇む感じでスーパーキノコとは違い横にスライド移動しません。
ステージの最後には上にコインのマークが描かれたドクロが。
モグラの敵がコインを投入するとドクロが上に動いて扉に入れるようになった!
このドクロが邪魔している扉がゴールで、この扉に入ればステージクリアです。
通常は手持ちのコインを投げ入れて扉を開く必要があり、十字キー上を押しながらBボタンで10コインを取り出し投げることができます。
投げた10コインはすぐに回収すれば実質消費ゼロなので使いようによっては無限に使える飛び道具になってくれますね。
もちろん、10コイン持ってない場合はこのアクションは出来ません。
このオブジェクトにもコインを入れればミスした時の中間地点として機能してくれます。
コインは従来のマリオシリーズのように100枚集めても1UPすることはないです。
その代わり「ハート」が100貯まると1UPするというシステムで、ハートのアイテムを取ると10増えて、敵を倒すと1増えます。
本作ワリオランドでも、マリオに引けを取らない種類のパワーアップが用意されています。
これらも出来るアクションが大きく異なるので一つずつ軽く説明しますぞ。
・ワリオ
通常のスタンダートな状態のワリオ。
マリオシリーズでは「ちびマリオ」からスタートですが、本作ではこのワリオの状態からステージ開始となります。
Bボタンで前方に走りながらのタックル攻撃。大体の敵はこの攻撃で倒すことができ、主力の攻撃アクションとなります。
・ちびワリオ
他のワリオの状態でダメージを受けてしまうとこの状態になります。
ちびワリオの時にダメージを食らうとミスになってしまいます。
タックルなどの攻撃が出せないので戦闘に向かないのは言うまでもないと思いますが、一応敵を持ち上げたり、コイン投げを行うことは可能。
本作ではしゃがみ歩きが出来るので、あえてちびワリオの状態を維持しながら進む利点はほぼ無いのでとっとと他のパワーアップアイテムを入手したいです。
・ブルワリオ
ちびワリオ以外の状態でニンニクを取るか、兜のアイテムを取ることでなれる状態。
タックルの飛距離が増え、空中で十字キー下を入力して地面に着地するとヒップドロップのような技が出せるようになり、その際の地震で敵を怯ませることも可能。
敵を直接踏み潰すことも出来るほか、真下の破壊可能なブロックも壊せるようになるのでブルワリオのみでしか行けない場所も存在します。
・ジェットワリオ
「ジェットの壺」を取るとなれる状態。
常ワリオの通常移動の速度もアップし、タックル攻撃の飛距離が非常に長くなり、そのまま真横に空中も飛べる移動力の高いパワーアップです。
しかも水中でもタックル攻撃が可能に。
当然この飛行能力でしか行けない場所も存在します。
・ドラゴンワリオ
「ドラゴンの壺」を取るとなれる状態。
ワリオがドラゴンに変身するのではなくドラゴンの被り物をしており、その被り物からタックル攻撃の代わりに炎を噴射して攻撃できます。
炎の噴射はあまり遠くまで飛びませんが、一応飛び道具なのでタックルでは倒せないような敵でもこれで攻撃できたりします。
炎は一定時間吐き出した後に消える感じなので任意でキャンセルなどが出来ないのがやや難点ですかね。
水中でも若干弱くはなりますが炎攻撃は使用可能。
ドラゴンワリオの炎攻撃はこんな感じ…とスクショを撮ってみはしましたが、炎のグラフィックが点滅してしまいしっかりと表示されないんですよね…ザンネン!
敵のトゲなどの武器も無視して攻撃できるのは大きな利点でありますね。
そういえば改めて最初から遊んでみるとすごくこのドッスンみたいな敵から追いかけられるステージが印象的で、序盤ながらこんなに焦らせるステージ来ますか!?って感じでしたねぇ。
そこまでシビアな操作を要求されるわけではないので難易度はそこまで高くはない…。
ですが、あのドッスンのトゲは触れたら即死なので要注意!
仕方なく上に乗っていないと進めない場面もありますからね…。
子供の頃にこれを遊んでたら多分しばらく詰まってたかもしれないです。
私は子供の頃中々のバカだったからなぁ~。
まぁ今も大概ですがね…。
しかしこのドッスンのような敵に他の敵を潰させて倒すと、なんと10コイン落としてくれるというありがたい部分もあるので利用するのも大いにアリ!
しかし忘れてはならない…ドッスンのトゲは即死なのでコインを取る時に触れないように!
ちびワリオ含め全5種類存在するワリオの変身、状態の種類ですが、当時はやっぱりジェットワリオを多用した記憶がありますねぇ。
単純に移動速度が上がるし、ジェット噴射によるタックル攻撃が使い勝手抜群だし、水中でも使えるなど、ホントに強いのよ…。
動きが速い故に、トラップなどにぶつかって事故るという注意点もあるけどね…。
でも久しぶりに遊んでみると、ブルワリオかなり強えぇな!っという印象でしたね。
画面中の敵をダウンさせることが出来るヒップドロップの使い勝手も抜群に良く、安全に進めるには最適なほどに強いんじゃないですかね。
当然空中の敵には効かないですが、さほど問題ないです。
ダメージを受けてしまうとなってしまうちびワリオ。
ちびだけどタックルが出来ないからか、機動力が通常のワリオよりも低い感じがします。
ちびなのに何でだ…。
ミスしてしまうとそのステージで入手したコインをすべて失ってしまうというマリオシリーズでは異例のペナルティがあります。
前述した通りコインは100枚集めても残機が増えるのではなく、コイン投げやミニゲームなどゲーム内での通貨としての役割をもちます。
ステージクリアすると任意で挑戦可能なミニゲーム2種類のどちらかを遊ぶことが出来ますぞ!
1つめはステージ中で集めた手持ちのコインの数を増やせる運試しのミニゲーム。
手持ちのコインが倍に増えるか半減してしまうかの二択を3回まで挑戦できますし、途中で降りることも可能です。
2つめは爆弾を投げて敵に当てるミニゲーム。
全5回挑戦し、当てれた回数に応じてハートや残機が増やせます。
挑戦するには一定数のコインが必要になりますぞ。
ゴールを目指して進むのがメインのマリオシリーズですが、ワリオシリーズではステージに隠されたお宝を探して入手するという探索要素が用意されております。
後のシリーズでも収集要素、やり込み要素として続投されておりますがこのお宝を集める要素はこの頃からしっかり存在していたのですよ…!
デカい鍵穴のドクロがあるステージには必ずカギがあるので探し出そう!
お宝部屋には宝箱が…!蓋を開けばお宝を入手できます。
宝は全15種類用意されており、本作は約40ステージほど存在するため宝があるステージは一部のステージのみということが分かるかと思います。
このお宝はクリア後に換金されるのですが、本作はコインをどれだけ集めてクリアしたかによりエンディングの内容が変化するという要素も実はあります。
ちなみに宝箱を開けるにはタックルなどの攻撃をする必要があるので、多分ちびワリオだと開けることすら出来ないんじゃないかな…?
本作のボスはどれも個性的なボスも多く、倒し方も色々。
どのボスもちびワリオのように自発的な攻撃手段が無い状態でも勝てるようになっているのはホントよく作られているなぁ~ってなりますね。
踏みつけたり物を投げつけて当てたりなど様々。
ちなみに本作最後にワリオが対峙することになるのは女海賊シロップというキャラ。
ワリオというイメージから敵に普通の人間(女)が出てくるのは今思うとかなり意外って感じがする気がします…。
しかし本作では直接戦うわけではなく他のとある敵がラスボスとしてワリオに立ち塞がります。
エンディングがこちら!
最後はワリオ待望の自分だけのお城が完成しめでたしめでたしな内容です。
前述した通り、集めたコインに応じてこのお城の豪華さが変化する凝った要素があります。
ちなみに私はこれが最高のエンディングだと思っていたのですが、実はもう一段階上のエンディングがあるらしいです…初めて知った。
そしてホントどうでもいいですが、この時のワリオの正面顔かなりカイジ感あるな…。
【まとめ】
後に続々とシリーズが登場するワリオシリーズの元祖。
この時からワリオならではのパワフルなアクション、ステージを踏破するだけではない探索要素、マリオシリーズとは違った独特な雰囲気と世界観にそれを表現しているBGMなど魅力的な要素が沢山用意されている良作ですね。
一応1作目とはいえここまでシリーズの基礎を築けているのも凄いなと思いますね。
ステージ数も多めでGBのアクションゲームとしても十分なボリュームで、エンディングの分岐といった要素もあるので人によっては周回プレイをするといった遊び方も出来るのでやり込み甲斐があります。
前作にあたる「6つの金貨」が攻略ステージをある程度自由に選択出来たのですが、本作はステージ選択式のマップはありますが順番に攻略していくほぼ一本道なのでステージ選択の自由度という意味ではやや自由度は減っています。
しかし攻略必須ではないゾーンや隠しステージも用意されているので、やり込みステージ自体は多数用意されております。
難点としては、攻略ステージを任意で途中離脱できないのは不便ですかね。
マリオシリーズでは一度クリアしたステージは大抵スタートボタンでポーズからセレクトボタンを押すことでステージから抜けることが出来ましたが、本作ではそれが出来ません。
ステージから抜けるにはステージをクリアするか、スタート地点にある扉に入るのみです。
それと本作の問題点ではないのですが、後のシリーズと比較すると本作のワリオの動きがやや遅めで、スピーディーな操作はやりにくいので続編を遊んだことのある人からするとややもどかしさがあるかもしれませんね。
それでも問題点が霞むくらいには魅力的なタイトルで、ワリオシリーズの原初を体感したい場合は是非遊んでみてほしいゲームです。
余談ですが、本作でもエンディング手前くらいにマリオが少しだけ登場します。
どんな感じに登場するかは実際に遊んで確認してみてほしいですね。
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メーカー:任天堂
発売日:1994年1月21日
ジャンル:横スクロールアクション
※レトロフリークでプレイしています。
今回はゲームボーイで発売された「スーパーマリオランド3 ワリオランド」を紹介。
マリオランドシリーズ3作目であり、ワリオランドシリーズ1作目であります…少しややこしい…。
ワリオが初めて主役として活躍するゲームで、マリオシリーズとはまた違ったパワーを活かしたアクションが特徴となるワリオシリーズ。
私はこのゲームを遊んだ時、既に続編である「2」と「3」をクリアしていたので、あぁ本作はこんな感じなんだなぁ~…って感じでなんとなく遊んだ記憶しかありませんねぇ。
本作と続編の2以降はシステムやゲーム性なども大きく変更しているので今思うと中々勿体ない…。
今となっては結構な数登場しているワリオシリーズですが、本作は本家であるマリオランドシリーズの仕様を多く取り込んだ唯一と言ってもいいタイトルなのである意味貴重かも。
続編は敵やトラップなどに注意しつつステージクリア…というよりは探索をメインに置いた感じですからね。
さて始めるぞ!
タイトル画面後にはファイルセレクト画面へ。
見ての通りセーブデータは3つまで作成可能で、クリアしたステージ数も表示されております。
注目なのは、ワリオがこの部屋にタックルしながら入ってくるのですが、奥の爆弾が描かれた土管にぶつかりいつもの帽子が脱げてしまうんです。
その後、左上に掛けてある探検帽をかぶりいざ冒険へ!っという流れ。
探検帽を常にかぶって冒険とは、本作が最初で最後じゃないですかね?
前作「6つの金貨」と同様、マップからステージを選択していく感じ。
とはいえ、前作とは違い好きなステージから挑戦する訳ではなく順番にステージをクリアしていく形式となっています。
マップ式の意味があまり無いようにも思えますが、一度クリアしたステージに戻って再挑戦出来るし、一部ステージではゴールが2つ存在しており、隠しゴールでクリアすれば隠しステージに挑戦することも可能です。
さてアクションステージ画面。
やはりマリオと比べるとキャラクターがデカいので迫力あるなぁ。
操作方法はAボタンでジャンプ、Bボタンでタックルなどの攻撃が出せます。
十字キー下でしゃがみますが、しゃがみながら左右に移動することも出来るので1ブロック程度の隙間を楽に移動することも可能。
マリオよりパワー系なのに案外器用なことが出来るのね…。
ACTIVE ACTIVE:アクティブ 未加工OWタイプスイッチ8,580円
マリオといえばキノコでパワーアップ!
でしたが、ワリオはニンニクをとればパワーアップしてブルワリオになります。
ニンニクはファイアフラワーと同じくその場でずっと佇む感じでスーパーキノコとは違い横にスライド移動しません。
ステージの最後には上にコインのマークが描かれたドクロが。
モグラの敵がコインを投入するとドクロが上に動いて扉に入れるようになった!
このドクロが邪魔している扉がゴールで、この扉に入ればステージクリアです。
通常は手持ちのコインを投げ入れて扉を開く必要があり、十字キー上を押しながらBボタンで10コインを取り出し投げることができます。
投げた10コインはすぐに回収すれば実質消費ゼロなので使いようによっては無限に使える飛び道具になってくれますね。
もちろん、10コイン持ってない場合はこのアクションは出来ません。
このオブジェクトにもコインを入れればミスした時の中間地点として機能してくれます。
コインは従来のマリオシリーズのように100枚集めても1UPすることはないです。
その代わり「ハート」が100貯まると1UPするというシステムで、ハートのアイテムを取ると10増えて、敵を倒すと1増えます。
本作ワリオランドでも、マリオに引けを取らない種類のパワーアップが用意されています。
これらも出来るアクションが大きく異なるので一つずつ軽く説明しますぞ。
・ワリオ
通常のスタンダートな状態のワリオ。
マリオシリーズでは「ちびマリオ」からスタートですが、本作ではこのワリオの状態からステージ開始となります。
Bボタンで前方に走りながらのタックル攻撃。大体の敵はこの攻撃で倒すことができ、主力の攻撃アクションとなります。
・ちびワリオ
他のワリオの状態でダメージを受けてしまうとこの状態になります。
ちびワリオの時にダメージを食らうとミスになってしまいます。
タックルなどの攻撃が出せないので戦闘に向かないのは言うまでもないと思いますが、一応敵を持ち上げたり、コイン投げを行うことは可能。
本作ではしゃがみ歩きが出来るので、あえてちびワリオの状態を維持しながら進む利点はほぼ無いのでとっとと他のパワーアップアイテムを入手したいです。
・ブルワリオ
ちびワリオ以外の状態でニンニクを取るか、兜のアイテムを取ることでなれる状態。
タックルの飛距離が増え、空中で十字キー下を入力して地面に着地するとヒップドロップのような技が出せるようになり、その際の地震で敵を怯ませることも可能。
敵を直接踏み潰すことも出来るほか、真下の破壊可能なブロックも壊せるようになるのでブルワリオのみでしか行けない場所も存在します。
・ジェットワリオ
「ジェットの壺」を取るとなれる状態。
常ワリオの通常移動の速度もアップし、タックル攻撃の飛距離が非常に長くなり、そのまま真横に空中も飛べる移動力の高いパワーアップです。
しかも水中でもタックル攻撃が可能に。
当然この飛行能力でしか行けない場所も存在します。
・ドラゴンワリオ
「ドラゴンの壺」を取るとなれる状態。
ワリオがドラゴンに変身するのではなくドラゴンの被り物をしており、その被り物からタックル攻撃の代わりに炎を噴射して攻撃できます。
炎の噴射はあまり遠くまで飛びませんが、一応飛び道具なのでタックルでは倒せないような敵でもこれで攻撃できたりします。
炎は一定時間吐き出した後に消える感じなので任意でキャンセルなどが出来ないのがやや難点ですかね。
水中でも若干弱くはなりますが炎攻撃は使用可能。
ドラゴンワリオの炎攻撃はこんな感じ…とスクショを撮ってみはしましたが、炎のグラフィックが点滅してしまいしっかりと表示されないんですよね…ザンネン!
敵のトゲなどの武器も無視して攻撃できるのは大きな利点でありますね。
そういえば改めて最初から遊んでみるとすごくこのドッスンみたいな敵から追いかけられるステージが印象的で、序盤ながらこんなに焦らせるステージ来ますか!?って感じでしたねぇ。
そこまでシビアな操作を要求されるわけではないので難易度はそこまで高くはない…。
ですが、あのドッスンのトゲは触れたら即死なので要注意!
仕方なく上に乗っていないと進めない場面もありますからね…。
子供の頃にこれを遊んでたら多分しばらく詰まってたかもしれないです。
私は子供の頃中々のバカだったからなぁ~。
まぁ今も大概ですがね…。
しかしこのドッスンのような敵に他の敵を潰させて倒すと、なんと10コイン落としてくれるというありがたい部分もあるので利用するのも大いにアリ!
しかし忘れてはならない…ドッスンのトゲは即死なのでコインを取る時に触れないように!
ちびワリオ含め全5種類存在するワリオの変身、状態の種類ですが、当時はやっぱりジェットワリオを多用した記憶がありますねぇ。
単純に移動速度が上がるし、ジェット噴射によるタックル攻撃が使い勝手抜群だし、水中でも使えるなど、ホントに強いのよ…。
動きが速い故に、トラップなどにぶつかって事故るという注意点もあるけどね…。
でも久しぶりに遊んでみると、ブルワリオかなり強えぇな!っという印象でしたね。
画面中の敵をダウンさせることが出来るヒップドロップの使い勝手も抜群に良く、安全に進めるには最適なほどに強いんじゃないですかね。
当然空中の敵には効かないですが、さほど問題ないです。
ダメージを受けてしまうとなってしまうちびワリオ。
ちびだけどタックルが出来ないからか、機動力が通常のワリオよりも低い感じがします。
ちびなのに何でだ…。
ミスしてしまうとそのステージで入手したコインをすべて失ってしまうというマリオシリーズでは異例のペナルティがあります。
前述した通りコインは100枚集めても残機が増えるのではなく、コイン投げやミニゲームなどゲーム内での通貨としての役割をもちます。
ステージクリアすると任意で挑戦可能なミニゲーム2種類のどちらかを遊ぶことが出来ますぞ!
1つめはステージ中で集めた手持ちのコインの数を増やせる運試しのミニゲーム。
手持ちのコインが倍に増えるか半減してしまうかの二択を3回まで挑戦できますし、途中で降りることも可能です。
2つめは爆弾を投げて敵に当てるミニゲーム。
全5回挑戦し、当てれた回数に応じてハートや残機が増やせます。
挑戦するには一定数のコインが必要になりますぞ。
ゴールを目指して進むのがメインのマリオシリーズですが、ワリオシリーズではステージに隠されたお宝を探して入手するという探索要素が用意されております。
後のシリーズでも収集要素、やり込み要素として続投されておりますがこのお宝を集める要素はこの頃からしっかり存在していたのですよ…!
デカい鍵穴のドクロがあるステージには必ずカギがあるので探し出そう!
お宝部屋には宝箱が…!蓋を開けばお宝を入手できます。
宝は全15種類用意されており、本作は約40ステージほど存在するため宝があるステージは一部のステージのみということが分かるかと思います。
このお宝はクリア後に換金されるのですが、本作はコインをどれだけ集めてクリアしたかによりエンディングの内容が変化するという要素も実はあります。
ちなみに宝箱を開けるにはタックルなどの攻撃をする必要があるので、多分ちびワリオだと開けることすら出来ないんじゃないかな…?
本作のボスはどれも個性的なボスも多く、倒し方も色々。
どのボスもちびワリオのように自発的な攻撃手段が無い状態でも勝てるようになっているのはホントよく作られているなぁ~ってなりますね。
踏みつけたり物を投げつけて当てたりなど様々。
ちなみに本作最後にワリオが対峙することになるのは女海賊シロップというキャラ。
ワリオというイメージから敵に普通の人間(女)が出てくるのは今思うとかなり意外って感じがする気がします…。
しかし本作では直接戦うわけではなく他のとある敵がラスボスとしてワリオに立ち塞がります。
エンディングがこちら!
最後はワリオ待望の自分だけのお城が完成しめでたしめでたしな内容です。
前述した通り、集めたコインに応じてこのお城の豪華さが変化する凝った要素があります。
ちなみに私はこれが最高のエンディングだと思っていたのですが、実はもう一段階上のエンディングがあるらしいです…初めて知った。
そしてホントどうでもいいですが、この時のワリオの正面顔かなりカイジ感あるな…。
【まとめ】
後に続々とシリーズが登場するワリオシリーズの元祖。
この時からワリオならではのパワフルなアクション、ステージを踏破するだけではない探索要素、マリオシリーズとは違った独特な雰囲気と世界観にそれを表現しているBGMなど魅力的な要素が沢山用意されている良作ですね。
一応1作目とはいえここまでシリーズの基礎を築けているのも凄いなと思いますね。
ステージ数も多めでGBのアクションゲームとしても十分なボリュームで、エンディングの分岐といった要素もあるので人によっては周回プレイをするといった遊び方も出来るのでやり込み甲斐があります。
前作にあたる「6つの金貨」が攻略ステージをある程度自由に選択出来たのですが、本作はステージ選択式のマップはありますが順番に攻略していくほぼ一本道なのでステージ選択の自由度という意味ではやや自由度は減っています。
しかし攻略必須ではないゾーンや隠しステージも用意されているので、やり込みステージ自体は多数用意されております。
難点としては、攻略ステージを任意で途中離脱できないのは不便ですかね。
マリオシリーズでは一度クリアしたステージは大抵スタートボタンでポーズからセレクトボタンを押すことでステージから抜けることが出来ましたが、本作ではそれが出来ません。
ステージから抜けるにはステージをクリアするか、スタート地点にある扉に入るのみです。
それと本作の問題点ではないのですが、後のシリーズと比較すると本作のワリオの動きがやや遅めで、スピーディーな操作はやりにくいので続編を遊んだことのある人からするとややもどかしさがあるかもしれませんね。
それでも問題点が霞むくらいには魅力的なタイトルで、ワリオシリーズの原初を体感したい場合は是非遊んでみてほしいゲームです。
余談ですが、本作でもエンディング手前くらいにマリオが少しだけ登場します。
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